繊維製品のリサイクル(サーキュレーションシステム)が徐々に進んでいます。
(newswichより引用)
廃棄されることが一般的な製品にもリサイクルが広がっている。再生が困難な製品をリサイクルする技術も登場している。資源を有効活用して廃棄をなくすサーキュラーエコノミー(循環経済)を目指す機運の高まりが背景にあり、新しいリサイクル技術を持つ中小企業が海外から進出を求められるようになった。(編集委員・松木喬)
ワークスタジオ(東京都新宿区、原和広代表)は6月25日、アラブ首長国連邦(UAE)の経済観光省と覚書を結んだ。同社と同省は、不用になった繊維製品を原料とするボード「PANECO(パネコ)」を活用した循環経済プロジェクトの実施を目指す。衣服の大量廃棄を防ぐために同社が開発した技術が、海外から評価された。
同社は商品の陳列に使う什器(じゅうき)メーカー。2019年、顧客からデニムの端材を混ぜた紙で展示会のブース制作を依頼されたことがきっかけだった。廃棄された繊維を固めてボードにする方法を考え、パネコを開発した。繊維だったと思えないほど硬く、木質ボードの代替として使える。
環境省によると22年に国内に供給された衣類は79万トン。一方、家庭や企業で使用済みとなった衣服や制服は73万トンで、そのうちリユース(再利用)は18%、リサイクルは17%にとどまり、残りが焼却処分された。
また先進国で不用となった古着は途上国へ大量に送られている。原代表はガーナに渡航し、売れ残った古着が野積みになっている現場を視察した。「繊維は資源循環の仕組みがない。繊維ボードならファッションロス(衣料廃棄)を解決できる」(同)と確信する。その言葉が、中東からのオファーで証明された。
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