リチウムイオン電池の廃棄処理についての動向
事業者による自主回収とリサイクルを義務付ける「指定再資源化製品」に、政府が、リチウム蓄電池を使う小型扇風機「ハンディーファン」「コードレス掃除機」「電気カミソリ」の3品目の追加を検討していることがわかった。いずれも廃棄処理の際に蓄電池からの発火が原因とみられる火災が起きており、今後、流通状況の実態調査を始める。 ハンディーファンは近年、流通量が急増しているとみられるが、流通経路が不透明な海外製品が多い。使用後に一般のゴミとして捨てられる事例も目立っており、政府は実態調査に乗り出す。また、掃除機と電気カミソリについては、政府が実態調査に加え、メーカーなどに対し、蓄電池を取り出しやすい製品設計を行うように要請する。再資源化製品への指定は、メーカーの取り組み状況を踏まえて検討する。経済産業省と環境省は来年4月の改正資源有効利用促進法の施行に合わせ、政令で指定する再資源化製品に追加する製品の選定を進めている。現在指定されているのはパソコンと密閉型蓄電池のみだが、今月12日には「モバイルバッテリー」「携帯電話」「加熱式たばこ機器」の3品目の追加が正式に決まる見込みだ。一般のごみとして捨てた場合の消費者に対する罰則規定はないが、①一般ごみと選別する>②自治体指定の回収ボックスあるいは家電量販店が設置している回収ボックスへの投函がマナーとして求められる。ユーザー企業は廃棄場所を区分してたまったら産廃業者(リサイクル業者)に収集運搬させるフロー作りが求められる。
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