平成維新未遂。
鳩山さんが民主党初代首相についたときの所信表明演説のなかで「無血の平成維新をやり遂げる」という言葉があり、マスコミや評論家もそれなりに期待感や危機感をコメントし、われら平民もどんだけかわるんかいなと 様子見していたのですが、結局わかったことは、現場はそんなにすぐ方向転換できるほどの余裕はない、ということでした。いわば、がんが進行している50代のおっちゃんの主治医がかわって、このあたらしい抗がん剤治療でよくなりますと説明して取り組もうとしたものの、実際容体をみると早晩、除去手術をしないことには間に合わないことが分かったというところです。 小沢さんのいうマニュフェストを守れというのも理解できないし、河村さんの減税政策もよくわからないし、 今納得いくのは、今後景気が回復してインフレ基調になれば、長期金利もおのずと上昇し、国債の価値が下がり その大部分を保有する銀行が苦しくなって、貸し渋りに走り、中小企業はさらになきを見るという悪循環がおこりうることです。増税反対というのはたやすいが、それが回りまわって自分の首を絞めることになるのならば、 景気と増税のタイミングを見計らいながら、速やかに出血をとめることに賛成したいと思います。 今回の維新未遂が昭和のごとく、暗い方向にすすまないよう、見守りかつ行動していきたいものです。