経産省、アルミリサイクル次世代技術開発に来年度着手!
経済産業省はアルミ素材のリサイクルで、使用済み製品を再び同じ製品に戻す「水平リサイクル」を促進するため、民間企業と共同で次世代リサイクル技術の開発に乗り出す。2023年度から実施してきたアルミ再生技術の高度化に続き、来年度から3年間、市中回収したアルミスクラップを展伸材に戻しやすくするリサイクル技術を確立する。
来年度の概算要求に必要な研究開発費を盛り込んだ。予算額は資源自律経済システム開発事業の30億円(26年度)の一部を充てる。
アルミリサイクルでは、自動車のパネル材など展伸材の原料に市中回収スクラップを使うことは技術的な課題が多く、実用化が難しいとされてきた。経産省は23年度からの官民プロジェクトで、急速凝固プロセスを可能にした「縦型高速双ロール鋳造機」を開発。水平リサイクルに向けた再生技術に一定のめどをつけた。
来年度からの事業では、市中回収スクラップの高度利用につながるリサイクル技術の開発を目指す。実施期間は3年間で、アルミ圧延メーカー、アルミ二次合金メーカーのほか、リサイクル業者などが参加するもようだ。開発ではスクラップの選別技術の高度化などが主要テーマとなる見通しだ。
経産省は、再生技術とリサイクル技術を組み合わせることで、水平リサイクルが一段と進むとみている。
(鉄鋼新聞 記事流用)

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